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【本店ストック成虫No.13】KX8.3

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2023年6月16日
  • 読了時間: 2分

KX8.3

2023年5月羽化

幼虫最終計測体重31g

体長76.9mm、頭幅28.4㎜、顎幅8.77mm

羽化時9.02くらいありまして、まぁいずれにしても9を割る運命だったのでしょうが、胸部と片ベロからの出血があり完全乾燥処置を行ったため、大きく羽化時の数値を割って、現在8.77というところです。スゴイパワーなので、掴んでいると痛い痛い。もうそういうレベルにまで硬化しています。羽化時9保持個体としては1頭なので、9太郎。9割ってますけどね(笑)


この個体は9を割っているのと、9クラス三羽烏の中では一番顎基部幅が少ないですから仕上がっている・・・とは思っておりませんでして、顎幅率については他の2頭に引けを取っていないし、乾燥処置をしていなかったら8.8くらいは取れたのでしょうから、相対的に仕上がり力が高いのではないかと考えています。このように、今回は9前後の顎の個体が3頭しかおりませんでしたが、それが10頭くらいいたら1頭はきれいに仕上がるんじゃないの、というのがKX8.3の1頭目の記事で言いたかったことです。


まぁそれにしてもスゴイ。ホペイという3文字があまり浮かんでこないよ。アゴという2文字がくっきりはっきり鮮明に浮かんできます。ただ・・・・今日はもう17時を回っていてむずかしそうなのですが、ただ・・・・KX8.3の魅力はそのカッコよさなので・・・・やっぱりカッコいいホペイであることには間違いありません。

厚みもスゴイ!

顎の下に張り出しているように膨らんでいます。。。

で、こういう超絶太いタイプなんですが、数値の話をするなら、より丸太顎に近くなればなるほど、我が家では完品率が高くなっています。べたーっと広い顎の個体の方が仕上がるのが難しいですね。この個体も顎幅スリートップの中では一番パイプ状の顎をしているし、他のKX8.3の超極太物で仕上がりが良いものもパイプ状の顎をしています。



パイプ状の顎は外側に顎が膨らむので、そこがズルいくらい数値を稼ぐわけですが、上から見た時はベタ広顎ものほど太くは見えないことが多いですね。このあたりにも、何かひみつがあるのかもしれません。


この個体は、顎の開閉も問題なくできるので、極太顎狙いとしては種筆頭です。が・・・ベタ広顎個体も見たいんで、他の2頭もどうにか子を残して1代は様子見をしたいですね。あまりにも次世代が可哀そうなことになったら、それらは撤退して、牛歩で確実に数値を獲っていくようにしますが・・・・。

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