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★【本店ストック成虫No.15】KX8.3

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2023年6月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年11月2日

KX8.3

2023年5月羽化

幼虫最終計測体重32g

体長76.9mm、頭幅29.1㎜、顎幅6.6mm

即決でした。100%種ですね。絶対に放出したくありません。

KX8.3は初代GX50のインラインに酷似してきています。

この個体は初代GX50の大本の種親にそっくり。

多分並べたら見分けがつきません。

初代GX50の種親の数値は76.5mm、29.0mm、顎6.7mmです。最近の私の顎幅の計測は結構キツイので・・・・あ、これまでが甘かったということではなく、以下の理由につき・・・

①まだ後食を開始していないので、これからもわずかに数値減少があることが多い

➁顎8や顎9を開拓しているのでカチッとした計測で10進法の新しい領域を示したい

少し顎基部幅を少なめに見積もることが多いです。そう考えるとほとんど初代と同じ数値を持っていて、同じかたちをしているということになります。まぁ、間違いなくアタリ親になるでしょうから絶対に放出はしない。


ちなみに初代GX50の親が産んだ直系の系統は以下のようなものです。

・GX50-X

・GX50-G(のちにGX50-yyii、A160-AG)

・GX50-K2(のちにKX8.3&KX303)

・GX50-P2(のちにDX50)

やばいでしょ。ちなみに、初代GX50は3年間種親として活躍しました。

若干まのびしたのぺ~っとした形ですが、これが親としてハマるのでしょうし、最近の私の仮説にもビタギマリしています。

顎幅・頭幅・体長といった一般的に計測される数値は初代とそっくりですが、胸部が初代よりもスタイリッシュになっています。


ああ、そうだ、初代の写真を持ってくればいいんですよね。


初代GX50(2015年初代)

福建省北峰CBF1

76.5mm、頭幅29.0mm、顎幅6.7mm



よく似てるでしょ。23年度版の方が、顎先のカーブの加減や、胸部の締まり具合、各部のバランスが良いですが、そりゃあ8年も経っているのですから当時と同じレベルだと残念です。ただ、凄く似ている。


これを1頭持っていれば、今日まで出てきたGX50系のほとんどすべてが作り出せそうだな~という、”これ残せばなんとかなる”1頭。


まぁ、何と言っても手に乗せた時の完成度と存在感がピカ一なんですけどね。。

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