【本店ストック成虫No.3】KX303
- YY
- 2023年6月15日
- 読了時間: 2分
KX303
2023年5月羽化
幼虫最終計測体重35g
体長80.5mm、頭幅29.68㎜、顎幅8.01mm

77mmくらいで通用しそうな仕上がりをしていますね。頭長があるんで、おおきいのかな~とか。堂々の80アップです・・・80アップが何頭いるんだという状態であり、また80アップが軒並み太い!!というのがKX303の恐ろしいところです。飼育してみた感触としては、低温で幼虫を引っ張ればレコードを普通に狙えそうな感じがあります。

凄い立体感です。確かに体長は大きいし、幅もスゴイ。でも、幼虫体重からの成虫体積への還元率はとても良いな、と感じます。

とんでもなくデカく、太いですが・・・・
仕上がりが良いし、バランスも良いので画像だとぱっと見の怪物感が劣りますね。

実際は真っ黒で極太で極厚で顎が超長いのでマジで恐ろしい一頭です。

内歯や眼上突起などがスマートで素直なのが良いですね。

ただデカいだけでないし、デカさでスペックを稼いでいるような個体でもありません。むしろ頭比率についてはその長い顎のせいで損をしていると感じるくらいです。デカさを引き立てるようなパーツで構成されているという逆の表現の方がしっくりくる個体です。でかくて大味にならない。この形でデカいからカッコいい。

それが303の血の懐の深さなのかもしれません。

この内歯、実物を見て頂きたいですよ・・・・黒くて分厚くて長い!

屋外でなくとも、その化け物っぷりを堪能できます。室内だったり、少し薄暗いところで観察すると、ビカビカに黒くてズバズバに尖った顔面付近と、小ぎれいにまとまった前胸+上翅のシルエットの良さが浮き彫りになります。

まとめると、デカくてカッコいい!

遠目で見ても伸びの良いのが分かる奥側の内歯なんか最高のチャームポイントです。

永遠に手に取ってられるし、永遠に撮影していて楽しいです。まだ少し柔らかいので取り扱いに注意が必要な中撮影しましたが・・・・いやぁ、たまらん。もう何枚も写真を撮ってしまいます。