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譲渡不可【24本店ストック成虫No.13】GX50-X9①

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2024年6月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月16日

今年度は詳細については虫で語ろうというのがテーマです。血統・系統・虫は正直です。個体紹介についても、多くは虫に語ってもらおうというのが2024年のホペイフリークのスタンです。尚、本年度の系統一覧については以下によりご確認ください。


ホペイフリークのYoutube

2024年度系統紹介


今回ご紹介するのは以下の個体です。

【生体情報】

◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ

◆学名:Dorcus hopei hopei

◆産地:福建省北峰

◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)

◆血統名:GX50-X

◆グループ:GX50-X9

◆系統番手名:GX50-X9①

【血統内訳】

およそ以下のような血統を内訳としています。

※当店の単位の基準で記載をしています。目的は「きちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位」です。→交配において重複する血統や系統があります

※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません

・TP:E

・HO8

・張飛

・皇帝


GX50-X9①

体長:77.5㎜

頭幅:29.6㎜

顎幅:7.4㎜

顎厚:5.5㎜

幼虫最終計測体重:36g

前蛹体重:27g

えっ、先にこの個体登場しなかったっけ?と思った方は流石。しかし、No.9とは違います。酷似していますよね。本当に瓜二つ。上翅の模様などで見分けはできますが・・・ほかにも上に、この個体の幼虫時や前蛹時のスペックを書きましたが、規模が全然違うことも認識して頂けるでしょう。


幼虫最終計測体重が35gくらいになってくると、これまでの当店の個体達は80㎜に達することが多かったです。前蛹27gについては、更に80mクラスになる可能性を高めましたが、この個体は全面的にその体重を太さ・幅・分厚さといった個体全体の体積に持っていきました。


このようなことがあると、虫の仕上がりに難が出てくることが多いです。極太も極太なりの難しさがありますが、ハッキリ言って極厚の方が大変です。顎幅7㎜顎厚4.5㎜の個体と、顎幅6.6㎜顎厚5.2㎜の個体を比較すると、後者の方が羽化に苦労することが多いということですね。


この個体は、そのような厚みが顎だけではなく体幹全体にあり、しかもデカい、重い、顎も大台、そして巨頭・・・・縦横比率も抜群と色々を揃えすぎているのに・・・・この余裕の仕上がり・・・・・。個体はめちゃくちゃカッコいいのですが、それ以前に性能がもうぶっちぎりだよ・・・・という個体です。


ここまで高レベル高スペックの個体ながら、それよりも性能で親選別をできるという驚異の領域をXは実現し始めているということですね・・・・・!!

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