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☆譲渡済☆【24本店ストック成虫No.49】GX50-yyii8.1F➁

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2024年6月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年12月16日


今年度は詳細については虫で語ろうというのがテーマです。血統・系統・虫は正直です。個体紹介についても、多くは虫に語ってもらおうというのが2024年のホペイフリークのスタンです。尚、本年度の系統一覧については以下によりご確認ください。


ホペイフリークのYoutube

2024年度系統紹介


今回ご紹介するのは以下の個体です。

【生体情報】

◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ

◆学名:Dorcus hopei hopei

◆産地:福建省北峰

◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)

◆血統名:GX50-yyii

◆グループ:GX50-yyii8.1

◆系統番手名:GX50-yyii8.1F➁

【血統内訳】

およそ以下のような血統を内訳としています。

※当店の単位の基準で記載をしています。目的は「きちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位」です。→交配において重複する血統や系統があります

※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません

・TP:E

・HO8

・劉備

・張飛

・皇帝

・TT2A

・SAX

・極峰



体長:77.7㎜

頭幅:28.7㎜

顎幅:7.7㎜

顎厚:5.5

出た!!!8.1系の、デッサンしたような見た目に写る個体・・・・。先代F2では8.1M系の親になるオスがそうでしたが、F2でそういうタイプが出てきました。こういう見た目で、こういう質感なんですよね・・・。


なんだか浮世離れした個体を多発した8.1F、めちゃくちゃ夢がある血統になっていると思います。本家としては、「Fがあれば安心」という感覚を持っています。非常に太くなり、非常に太く見える造形をしており、非常に仕上がりが良く、バランスなども優秀。8顎⇒8顎と繋がれたことによって、スペックアップ⇒スペックアップという無理な道を辿るのではなく、スペック維持⇒形状ブラッシュアップと血統が期待される道を忠実に歩んできたな・・・と思います。

少し腹が浮いていますが、まだ完全硬化していないんですよ。だけど、8.1Fはこれで本店ストック個体の紹介はラスト。切りよくここで写真を撮ってしまおうと、撮影をしてきました。おお顎が他の部位と比較し、強めの光沢をもつので、非常に高級感が強いのも8.1Fの特徴です。育てる際にはとりあえず幼虫が25gオーバーになればいいや、みたいな感覚で悠長に構えておけば、ぶっちぎりでカッコいい個体が生まれてくる感じです。

やはり側面から見た時の顎の大砲っぷりは8.1Fの魅力ですね。8.1Fは、デカくなるほど大味になるのではなくて、デカくなるほど太く分厚くなるようです。体長が大きくなっていくにつれ、比率というものは落ちていくのが普通ですが、比率が上がっていくような不思議な系統です。ウェイトが乗るほどスペックが乗ってくるKX303みたいな性質をもっているのでしょうか。

それにしても、本当に8.1Fのおお顎のカッコよさはたまりませんね。


なんとなくノスタルジックな、鉛筆画みたいな雰囲気の個体。動画も撮りました。やっぱり同じような雰囲気で、最高です。


8.1系についてはメインとしたM系を進化させていくのはそれはそれですが、F系は結局メインに据え置き確定です。294のように撤退検討はしない。このような工具タイプと、超立体多面体くんタイプの2系統6番手くらいは用意したいですね。多面体くんは種親を3頭くらいまで絞り込んでいるので、工具タイプも同じくらいの数には種オスを絞り込んでいかねばなりません。

まずはF3では安定化の道を歩ませ、それは形状追及としては大成功でした。

スペックアップし、形状もブラッシュアップし、優良個体の発現率も高まり(販売履歴参照)、仕上がりも良くなりました。非常に強い手ごたえを感じます。

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