☆譲渡済☆【24本店ストック成虫No.9】GX50-X9①
- YY
- 2024年6月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月16日
今年度は詳細については虫で語ろうというのがテーマです。血統・系統・虫は正直です。個体紹介についても、多くは虫に語ってもらおうというのが2024年のホペイフリークのスタンです。尚、本年度の系統一覧については以下によりご確認ください。
ホペイフリークのYoutube
2024年度系統紹介
今回ご紹介するのは以下の個体です。
【生体情報】
◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ
◆学名:Dorcus hopei hopei
◆産地:福建省北峰
◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)
◆血統名:GX50-X
◆グループ:GX50-X9
◆系統番手名:GX50-X9①
【血統内訳】
およそ以下のような血統を内訳としています。
※当店の単位の基準で記載をしています。目的は「きちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位」です。→交配において重複する血統や系統があります
※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません
・TP:E
・HO8
・張飛
・皇帝
等
血統内訳を見て頂くと分かるように、当店のホペイの中では血統内訳に列挙される血統の数が少ないです。要するに古株でして、一番インラインブリード・同血統交配が長い血統です。誕生は2018年CBF1、連年で採卵したり、戻し交配をしたりという番手もありますが、今年度のものは昨年まで純インラインブリードで繋がれてきたものの末裔です。
GX50-X9はGX50-Xのメインラインです。1系統しかやってこなかったので、9という番手を表立って公開するのは初めてです(お得意様などには話題としてお話することがありました)が、要するに初代GX50-XのH299個体からのインライン系統です。
GX50-X9①
体長:73.5㎜
頭幅:28.6㎜
顎幅:7.0㎜
顎厚:5.4㎜









GX50-Xの中では上位スペックではなく、中堅スペックの個体です。形状絶対主義ブリードをしているため、それでもこの個体は即決で種キープ個体となりました。
側面から見ても超分厚い。太くて分厚くてデカくて幅広くてカッコいいという、増し増し増し増し盛り盛り盛り盛りの系統であるGX50-X・・・・その上で完品率が異常に高いのは、この上翅が示すところでしょう。系統内ではこのスペックが中堅。そして、世論としては極太極厚巨大という領域にあっても余裕ですから、上翅はレザー製のように落ち着いた綺麗な仕上がりです。
yyiiも♠もそうですが、GX系は側面から見た時の立体感がぶっちぎりでカッコいいですね。ブログで何年か前に「横見の重要性」について言及しましたが、当時思ったことが今形になって発現しているところには累代飼育にある夢を感じてしまいますね。