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GX50-yyii68  2022年度羽化個体 No.1

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2023年1月16日
  • 読了時間: 1分

特選一点ものの紹介です。


GX50-yyii68

福建省北峰F2 2022年6月羽化

体長76.7mm 、頭幅27.7㎜、左顎幅6.6㎜、右顎幅6.6㎜

※2023年1月14日計測

極上の台形顎個体です。

蛹の段階から種候補でした。


スパッと鋭く屈折する顎先と、きれいに外歯先端に乗り上げる内歯のシンクロ度合いが美しいです。頭部・胸部を見て頂くと感じて頂けると思いますが、とても体が分厚く重量感抜群の個体です。



ムキムキの体幹という膨張感に、切れ味を伴わせることは中々難しいのですが、仕上がりの美しさと、円錐型内歯が先端寄りに付いた重なり抜群の精巧な顎がそれをしっかりと抑えきってくれました。


至高の台形顎個体としては2022年の最高傑作のうちの一つと呼べる個体でしたが、これを拡大しただけ・・・くらいに似ている個体がいますので、そちらを種とし、逆台形タイプの準種としてこの個体は放出します。


2023年1月までに、最も手に取った回数が多かった個体です(ストック中はあまり虫を手に取りませんが)。美しく迫力があり、ゆとりが感じられることから次世代で更に背伸びをさせても問題なさそうな懐の深さ(種適正)も感じられる1頭です。


このクラスになると、色々説明しなくても大丈夫ですね。

ノギスだけではなく、細かい説明も不要な個体なのかもしれません。

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