【2026年夏ホペイフリークショップ】初夏~盛夏の販売予定
- YY

- 7月6日
- 読了時間: 12分
【時候の挨拶】
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
去年2025年は、同様の公開をしたのが2025年6月19日のことでした。そして、その時のご案内時には、「残すところ蛹も30頭付近となり・・・」というような記載が。これに対し、今年度2026年の同日はそれどころではない羽化ラッシュ・・・蛹化もまだ残っており・・・という、壮絶熾烈極まりない蛹化羽化ラッシュでした。
2026年7月5日ころから、ついにようやくやっとのことで、一晩は立ち合いがないかな、5時間くらいはまとまった睡眠がとれるかな・・・というほどには落ち着いてきましたが、最短3日程度で超速ローテーションさせて短期で搾り採りまくる採卵の時期でもありますので・・・・やはり日々の忙しさは尋常ではありません。
早く収束してほしい・・・・というより、早く栄養ドリンクを絶たなければヤバそう・・・という、健康面への心配の方が勝ってきたところで・・・・ようやく、今年度のご案内を執筆できる時間が少しばかりできた・・・というのが本日7月6日のこと。そして、ボトル搬入仕分け成虫の掘り出し材の加水皮むきで動かない腕を無理やり動かしながら、限界突破状態で今年度実施するコンテスト×3種のご案内を完成・・・・
そして、本ご案内、「2026年の夏の販売の予定と、それに向けた流れのご案内」の作成に着手したのが7月6日夕方のことです。
【2026年の手応え】
色々あります。たぶん、スペック面でも見方によっては過去一です。ですが・・・一番の手応えはYoutubeでもご紹介している通り、ノータッチで虫たちが仕上がってくる能力が更に・飛躍的に向上したことです。強烈な個体群のノータッチ蛹化の様子は、ワンシーズンで「ヤバいチャンネル認定」されるほどにはYoutubeにアップしていますのでご確認ください。ボトル内放置での羽化能力については、結局最後まで瓶内不全がほぼ出なかったXでのポストをご覧ください。また、そういった能力を持っているなりには極めて美しいホペイたちの上翅を見ていただければと思います。
虫のスペックや形状のレベルが上がるということは、当たり前ですが飼育難易度が上がるということです。これを敬遠する方が多いのがホペイの世界であるように感じます。敬遠してもよいのですが、ホペイの世界に限って他の飼育種と異なり、スーパーハイレベルが「餌・環境・管理・技術・知識」なしでどこの誰のところでもポンポン出てくるわけがないというのもロジックとしては自然です。
特に、他の飼育種がレコード(体長狙い)でしのぎを削っているなりには、ホペイの数値を絡めた上澄みの飼育難易度は高いのはそういうものです。
その上で、ハイレベル個体が簡単に誕生するようにするためにはどうすればよいのか、何が必要なのか。それが当店がこの5年間ほど考えてきたことです。
そのアンサーは、「血統系統の能力が、”大台”よりもずっと高ければよい」です。
顎幅7.2㎜が上澄みである血統において、7.5㎜の個体の誕生には苦労が伴うでしょう。これをクリアするためには、餌・管理・技術・手間暇・知識・・・様々を総動員する必要があると考えるのが自然でしょう。しかし、顎幅8.0mmが上澄みである血統において7.2㎜は中堅くらいかもしれません。
例えば・・・の話ですが、先の段落で挙げた例のように、「昨今求められるハイレベルよりも、はるかに高い能力を有した個体群」を飼育すれば、いろいろが楽になりゼロストレスに近づけるのでは?というのが当方の飼育コンセプトの一つです。
このコンセプトとともに歩むこと5年ほど、いろんな苦労や試行錯誤もありました。手ごたえもありました。虫たちの形や表現も変化しました。そして、やはり本質は間違っていなかったという結論にも到達しました。
とんでもない重さの幼虫・・・たくさんいますよね。
凄い顎幅の蛹・・・たくさんいますよね。
とてつもない形の蛹・・・・結構いますよね。
でも、仕上がっていない。
不全になってしまう。
つまり、広い表現にはなりますが、”とんでもない個体”の誕生の勝負はいったいどこにあるのか・・・・それは、「それが完品になれるのか」という”能力”にあるはずなのです。

その強烈な上半身は
完品の下半身をきちんと揃えているのか!?

揃えられるのだ!
能力をしっかり見据えた累代の先には、
奇跡の個体の成立がちゃんと待っている!!

根拠ある奇跡には夢がある
現実問題、夢を見られるのだ!
極論ですが、どんな個体が生まれてこようと放置で瓶内完品が当たり前・・・こういう血統は強すぎます。そういう血統に飼育血統を近づけるべく、蛹化・羽化といった”完品になるか不全になるか”という瀬戸際での情報収集に時間・プライベート・体力・睡眠時間といった、ほぼすべての人権をつぎ込むことで、能力向上を果たしてきたのがこの数年。

去年はここにX8.4(⑬)がいましたね
今年はそれより凶悪な顎を持った♠が・・・・
その取り組みの結果が、
・2024年、高スペック極美誕生&8顎10頭ほど誕生
・2025年、8顎完品20頭ほど誕生
・2026年、超越フォルム高スペック極美多数
なのだと思っております。

恐ろしい顎幅を持った、
恐ろしく体表が美しい個体
常軌を逸した取り組みの先には、常軌を逸した能力向上が確かにあった!
要するに、尋常ではない手間暇をかけ、常識的な生活すら捨てて虫たちの能力向上にすべてをかけながら繋いできた虫たちが今年度に至っていますということです。そこまで虫たちの能力に向かい合った分、今年度の個体たちの能力面の仕上がりは格別。
血統を手にされた皆様には、私が苦労をした分楽をして、私が小さな小さなエラーを血眼で探して苦心した分ストレスフリーで楽しい飼育をしていただければと願っています。
それが、異常な手間暇をかけられる自家繁殖ホペイ専門店の、
ホペイフリークの存在意義だと自負しております。

8顎ホペイの上翅の閉じにも隙がない
形状第一の個体群からもちゃんとスペックが出る
今回のご案内では、直近の状況とこの先当面の活動の予定をご紹介いたします。
【2026年初夏のラインナップ更新・夏のセール】
2024年は6月23日頃に夏の生体在庫ラインナップを公開・6月29日頃から夏のセールが始まりました。2025年はこれが後倒しになり、7月の20日頃からラインナップを更新し、8月の上旬に夏のセールを実施しました。
今年度2026年は、
7月20日頃からラインナップを更新し、
8月の上旬に夏のセールを実施するという、昨年同様の流れになりそうです。
昨年同様ですが、当店としましては、拘り尽くし楽しみ尽くしたいお客様に過不足無い情報提供をしたうえで生体のご提供を行いたく考えております。気に入った血統や個体との付き合いは一生ものだからです。
血統ホペイは「その個体のスペックや形状」だけではなく、「無形の情報」がとても大切です。具体例を紹介するなら、販売個体が同じように見えても「同血統内の最高スペック」「同血統内の発現傾向」などが飼育者には重視されますし、「同血統内のハイスペック個体の変態能力」といった個を見ても中々分からないような情報が血統ホペイの世界ではとても大切です。高スペック個体が難なく仕上がるような系統もあれば、同じスペックの個体が仕上がる際に苦労をする系統もあります。ここには天と地の差があっても、販売個体からは中々それらを読み取ることが難しいです。
このような、個体の観察からだけでは読み取りにくい情報を適宜開示してから、今年度の販売を開始したいと考えております。そういった情報を雄弁に語るのは、各系統の最上位・・・「本店ストック個体(原則非売個体)」でしょう。今年度も、ある程度本店ストック個体をご紹介してから、販売の準備を進めていくつもりです。
↑クリックでリンクが開きます

異次元の完成度のストック個体
スペックスペックした見方以外も含めてみていただきたい
顎の巨大さの割に羽が綺麗・腹が小さいのにカチッと成立している
など、各系統のいろいろな面を虫は正直に語る
【2026年の夏付近の販売までの流れ】
つきましては、以下のようなスケジュールで進めていくことを計画しております。
・夏のセールまでの流れのご案内(本案内)
・各系統の紹介動画を更新(完了)←クリックでYoutubeが開きます
・本店ストック個体の更新(更新中)←クリックしてください
・販売個体の撮影(未実施・メスはまだ掘り出しておりません)
・商品ラインナップ更新・定価でのラインナップ更新
・夏季セールの事前案内
・夏季セールの実施
【現状のご報告】
まとまった睡眠が1日2日とれる日がありましたが、未だに基本的には不眠不休で繁殖飼育に取り組む日々が続いております。現在ペアリング・ペアリング解除・採卵セット作成・採卵セットのローテーションも明朝まで行っており、少し休んだ後hイベントの準備や告知などを進めております。
これに伴い、メスの掘り出しはまだ1頭も行っておりません。
昨年は6月29日ころに掘り出しだった気がしますが、今年は7月に入ってまだ行えておりません。近日中に行います。そして、雌雄をランク別に分け、数をカウントし、ペア組みするメス・メス単販売を行う個体と仕分けを行っていきます。
血統別よりも細分化された「系統別(腹別)」の販売を行う当店は、メスの数を厳格にカウントし、ストック個体・ペア組個体・メス単販売個体と分類をしなければ、後から羽化してくるオスに対してペア組するメスが不足するといったことも起こってしまいます。
このことから、メスのカウント等についても時間がかかります。
加えて、メスの早期羽化がいよいよ今年はゼロ。メスがオスと同じ時期に羽化をしてきますので、予めメスのカウントや仕分けを行っておくこともできません。今も蛹をやっているメスがかなりおります。
全て完全に揃えてから販売体制に入っていくわけではございませんが、ある程度目途が立ってからでないと販売に進むことができない当店の”系統別腹別販売事情”については、何卒ご理解ご協力を頂ければ幸いです。
【各系統紹介の動画】
虫のスペックや見た目といった定量的な報告に加え、各血統・系統の”育ちの過程”や”能力の違い”などといった定性分析報告含めた動画を作成しております。先のリンクからYoutubeを開いてご覧ください。
お客様には求めているイメージに近しい”系統”を選んでいただければと思っております。手間暇時間が過剰にかかってはおりますが、血統ホペイは気に入ったら一生ものの付き合いになりますので、ここには血統屋さんとして拘らせて頂きたく存じます。

すでに予約が入って楽しみにお待ちいただいている零式
改めて写真を見ていただき期待の声をいただいた
お客様には、納得いくセレクションを行っていただきたい
【販売個体の撮影】
これまではデジカメで撮影をしてきましたが、スマホ撮影越しに虫を見られる方も増えてきているので、今年度の撮影については現在撮影方法を検討中しましたが・・・・
・屋外デジカメ撮影
・屋内デジカメ撮影(リングライト下)
・屋外スマホ撮影
・屋内スマホ撮影(リングライト下)
肉眼で見た際の形状に最も近い写りとなるよう、オスはデジカメで撮影。メスは細部の作りがボケずに写るようにスマホで撮影という方向で今年も撮影をしていきます。

複数のイメージから、個体の形状や存在感をより詳細に把握する
1頭として同じ個体が存在しないのだ
準備は妥協無く行いたい
【商品ラインナップ更新】
系統紹介・メスの仕分け・撮影が終わりましたら、速やかに商品ラインナップを更新いたします。まとまった数の生体をショップでご覧頂けるようになりますので是非楽しみにお待ちください。
【ラインナップが少ない年】
羽化数は多いですが、累代や世代も進んできています。その結果、血統本家として見えることも増えてきました。
「結果を出せる成虫をお届けできること」・・・これを最優先にする2026年にしたいと考えておりますので、詳しくは書きませんが過去一番厳しいフィルターをかけ、そこを通過した厳選個体をお届けする予定です。メスもご要望に合わせて組み合わせていきます。販売個体数は過去一番少ない予見がございます。
【夏季セールの実施】
今年度も先の「活動方針」でご案内の通り、大型セールを実施します。夏のセール以降のセールは概ね例年通りの時期に開催をする予定です。これらについては別途ご案内を致しますが、7月下旬にショップラインナップがそろい、8月上旬ころに夏のセールを行う予定です。
【用品】
用品販売は、夏のセール終了後になる予定です。人工蛹室凸型は、現在在庫数は販売しますが、現状追加の入荷については見合わせております。利益追求をしないような価格設定で、ブリーダーの皆様のお力になれればというコンセプトで作った用品です(初期のものは利益が1円ほど)が、そこまで需要が強くないようであれば販売をストップする予定です。商品の性質上、一度ご入手頂いたら半永久的に使えるものですので、ある程度需要にいきわたってからは追加の注文も無いものと考えております。
当店では今年度も全モデルフル活用をして蛹化・羽化の時期を乗り越えましたので、実績については申し分ありませんが、どうしても用品にもトレンドの波がありますので、支持の波が低い頃には、別の需要がある分野に注力をしていく予定です。
【実績その他】
今年度のカンピン率は98%を超えており、昨年以上の実績です。スペックも形も大切ですが、一番は飼育していて楽しいこと、虫たちが完品になること、飼育していてストレスが少ないことです。

この能力向上にすべてを注力し、今に至ります。もはやテクニックではないように思います。飼育技術をおほめ頂くこともありうれしいですが、肌感覚としては「体力と気力と筋力と根性と熱量」という究極に泥臭いことを極限までやり詰めて至った成果だと感じております。
今年は補助などをする機会も少なかったですから、テクニックでひねり出したというよりは、力業でねじ伏せたという印象です。その分、今年度の血統・系統に寄せられる信頼の強さは過去一番です。地味で大変なことをコツコツ積み重ねて出した結果です。連続性も持続性もあることでしょう・・・そんなイメージです。
ここまで記載したなりには、飼育特化人間になっておりました・・・・。販売関連の活動は後手に後手に回ってしまいました。申し訳ありません。販売に関する活動を開始するまでにもう少し時間をいただきますが、今年度の当店の羽化個体達にもご期待頂ければ嬉しいです。
ホペイフリーク代表









