【25本店ストック成虫】No.35 KX801③
- YY
- 7月18日
- 読了時間: 3分
※画像は単焦点レンズのデジタルカメラ(EOS-RP:Macro is STM)で撮影しています
※一部スマホ撮影の画像を差し込むことがございます
【生体情報】
◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ
◆学名:Dorcus hopei hopei
◆産地:福建省北峰
◆累代:F3
◆血統名:KX303
◆グループ:KX801
◆系統番手名:KXX801-SKL③
【血統内訳】
およそ以下のような血統を内訳としています。
※当店の単位の基準で記載。記載の目的はきちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位での血統ブレンドを示すことです
→交配において重複する血統や系統があり、またそれらの呼び名がものによって異なる場合があるため、末尾に”等”と記載(例:M127→張飛、A160→張飛;このように枝葉で呼ばれるものとグループで呼ばれるものが混在するため、それらは統合して表記することがあります・・・・この例では”張飛”。※ただし、レジェンド番手のようなものは別枠で記載する場合があります(例:A160))
※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません
・TP:E
・HO8
・張飛
・皇帝
・極峰
・WX
等
【血統誕生背景:KX801】
種親は2023年本店ストック個体No.3(体長80.5mm、頭幅29.68㎜、顎幅8.01mm)
この顎幅から系統数値を取り、KX801となったものが本系統です。
KXは3系統立てる予定で、81.6㎜オスを親とするKX816、9.01㎜顎オスを親とするKX901、そしてKX801が立ち上がる予定でした。しかし、いずれも超越スペック故の苦労があり、KX816とKX901は十分な数が採れておらず、ショップ媒体としては表には出ません。とはいえ、私として一番期待値が高かった本命は本801です。
※901はちょっと特別扱い、816はレコードなども意識した交配でした。
形状抜群で、スペックよりも圧倒的に巨大に見える(実際に巨大です)個体群です。そして、全ての個体が全方位から見てガッチガチビタビタに仕上がってくるという驚異の完成度を誇る個体群でもあります。実物を手に取った方の、手に乗せている時間がトップクラスに長いのは実は本系統。色んな意味で完成度とバランスが高次元なのだと思われます。
メスの不全も、羽パカが1頭のみと驚異的な能力で、デカくて黒くてカッコよくて幅広な個体がゴロゴロ出てくるという、シンプルな楽しさを感じさせてくれる超優良系統です。今年度、一番にお問い合わせを頂いている系統でもあります。
まだまだ余裕な顔をしており、ポテンシャルも凄まじい。
正に可能性は無限大、SKy the Limits!
KX801-SKL
2025年6月羽化
前蛹ウェイト24gから
頭幅29mm台のヘビー級です
★計測動画★
★個体紹介動画★

最高の血統である
それを立証する存在感




前蛹が24g出会ったことが信じられない巨躯
前蛹26gクラスの個体の体格である

どんな撮り方をしても、
ガチっとポージングを決めてくれる
手のひらの上でポージングをする個体
たまらないのである


KXは品格がたまらない
肌質が上品で、おお顎のカーブも上品
故に、エグくなっても印象の切れ味が鈍らない

芸術品・・・そういう表現がしっくりハマってしまうような・・・
そんな個体群、それがKX801。
親の上品な黒・光沢・質感をしっかり踏襲。
どの個体も幅広で分厚く大きい。
手のひらに乗せた時の幸福度が大きな個体です。