【26本店ストック個体No.18】GX50-XR3
- YY

- 6 日前
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「本店ストック個体」で紹介するのは当店のストック個体(原則非売個体)です。
販売個体はショップページでご確認ください。
流通が極めて少ないスペックを有する個体には計測動画を付属させますので、計測の様子まで気になる方はご確認ください。血統の背景や生い立ちの詳細は以下の動画でご確認いただけます。デジカメ撮影です(EOS-RP:Macro IS STM)、肉眼で見た時と同じ形状に写るように努めております。
【2026年の血統コンセプト】
形状追及の年、偶数年の2026年。
全血統に共通するコンセプトは以下の3点です。
①累代飼育が楽しいこと
⇒健全健常で能力が極めて高いこと
(完品羽化能力:6月27日時点の実績は母数約260頭に対し完品羽化率98%超:98.46%)
数勝負ができる。多数飼育した分多数良い個体が生まれる。
②存在感を絶対的に表現できること
文字通り大あご以外の「スタイル」において唯一感を示せる。
品評に強い映え感を有す
③自由度の高い血統であること
インライン交配・系統交配・血統交配(アウト)両方での使い勝手が良い。
スペックブースト能力・特殊形状成立&羽化力の向上
【2026年血統系統ラインナップ紹介】
以下動画で当店の今年度の各血統系統の詳細をご確認いただけます。
↑クリックでリンクが開きます
本ページでは以下の個体を紹介いたします。
【生体情報】
◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ
◆学名:Dorcus hopei hopei
◆産地:福建省北峰
◆累代:CBF1(同血統・戻し交配23X×25X(X8.4⑬))
◆血統名:GX50-X
◆グループ:GX50-XR3
◆系統番手名:GX50-XR3(1腹)
【血統内訳】
およそ以下のような血統を内訳としています。
※当店の単位の基準で記載。記載の目的はきちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位での血統ブレンドを示すことです
→交配において重複する血統や系統があり、またそれらの呼び名がものによって異なる場合があるため、末尾に”等”と記載(例:M127→張飛、A160→張飛;このように枝葉で呼ばれるものとグループで呼ばれるものが混在するため、それらは統合して表記することがあります・・・・この例では”張飛”。※ただし、レジェンド番手のようなものは別枠で記載する場合があります(例:A160))
※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません
・TP:E
・HO8
・張飛
・皇帝
・等
【血統説明GX50-XU3】
・コンセプト
一回やってみようか・・・・
能力・形状あってのスペック追及。
これを血統創りの土台としている当店ですが・・・
たまにはスペック取りに振ってみようか・・・・
ということで、1腹だけ、GX50-Xの極限付近にまで踏み込むような飼育をしてみました。
すでにKXXを誕生させており、スペックブースト面では親適性が確認できている23Xと、2025年最強顎幅比率&最高顎厚を叩き出したX8.4⑬の早めに羽化した♀・・・・これを交配。久しぶりに攻めに攻めたブリードを行ってみました。
ホペイは形状ありきの世界です。
ですが、たまには顎スペック取りに振ってみたくもなるものです。
25系統群はスペックを取っていますが、あれは土台を整え、取れるスペックを抑えにいったというイメージです。それに対し、本R3はさらなるスペックを開拓する可能性まで含めてスペック追及のブリードをした果てに誕生した血統です。言葉上ではニュアンス程度の違いですが、親選びにはかなりはっきりした違いが生まれてくるものです。そして誕生してきた次世代にも・・・・
一回やってみようか・・・
ということで立ち上げた血統ですので、
もう次はこのような賭けの要素も多分に含んだ交配はやらないと思います(笑)
・血統構築の背景
【23X】
高い部位スペック取りに特化した個体群。
薄く、切れ味やスタイルを残せることが上記に繋がっている。
【25X(8.4⑬)】
顎幅率最高、顎圧6.7㎜という怪物を誕生させた系統です。
↑クリックでリンクが開きます
上に記載した顎スペック取り最強血統の23GX50-Xと、その次世代、更にスペックアップした25GX50-Xの戻し交配です。
GX50-Xとの付き合いも長くなります。
2018年、7顎完品を公にして一躍脚光を浴びたGX50-X
それ以来、スペック・サイズ・フォルムの3つを高次元で抑えられる血統として、2018年から当店の血統群の中で常にトップクラスの人気を維持しているのがGX50-X。
これまでに輩出してきた8顎ホペイの数もずば抜けています。
しかし、Xとの付き合いももう8年になります。長く付き合っていると、だんだんその血統の上限も見えてくるものです。Xの顎幅実績は、年度をまたいで順に記載すると、
・8.7㎜(2025年)
・8.6㎜(2023年)
・8.5㎜(2025年)
・8.5㎜(2025年)
・8.5㎜(2025年)
・8.5㎜(2025年)
・8.4㎜(2023年)
・8.3㎜(2025年)
・
・
・
およそこのような序列になります。
血統の歩みの歴史は8年間、8顎ホペイは2023年以来多数輩出しています。ですが、このように数値を並べてみると、「おそらく8.6㎜~8.7㎜付近が上限なのだろう」ということも見えてくるものです。
「9mmも夢ではありませんね!」
なんていう声も多数いただいているのですが・・・
2023年のKX8.3のように、しょっぱなから9クラスを3頭ほども出しているような血統を見ていると・・・・また、2023年のKX303にいた9顎個体の次世代でも9顎が1/1で出ていることを鑑みると(9顎の子は1オスしか得られず※次世代は不全)・・・
「8後半は望めると思うけど、9は難しいんじゃないかな・・・・・」
という天井が見えてくるというのも、血統を掌握している本家としてはあるものです。
その天井を、
強引に突破させてみようかな・・・・
これがコンセプトです。
KX8.3の時に、当方は2020年以来の壁を感じました。
蛹を仕上げれば何とでもなると思っていた当方は、2度苦汁をなめています。
1回は2020年、蛹を仕上げても、虫に無理をさせたらいけないんだということと、虫の能力を超過するものを求めてはいけないんだということを思い知ったのでした。
2023年は、蛹を完璧に仕上げても、仕上がらない成虫がいる・・・という現実をたたきつけられたのでした。まずはこちらについて少し振り返っておきましょう。
「それだけの修正技術があれば、どんな個体でも仕上げられていいもんですね!」
なんていうコメントをいただくこともありますが、2023年のKX8.3の顎9クラス3兄弟への立ち合いを振り返ると、「そんな簡単だったら苦労しないんだよね・・・」と言いたくなります。
蛹を完璧に仕上げました。
画像も残っていて、今見ても完璧です。
立ち合いも3/3、しっかり行いました。
でも、無理でした。
1頭はなんとか仕上がりましたが、
他2頭は上翅の距離が途轍もなかった。
立ち会って、触れているから分かるのです。
あの小楯板までの途方もない距離が・・・・
様々な技術を総動員しても、上翅が小楯板に届かないのです。
あの上翅先端の途方もない距離が・・・
Vパカ、直せそうに見えますよね。
しかし、極限末端クラスになってくると、いろいろやってもあの1㎜~1.5㎜が恐ろしく遠い。言葉にするならば、”如何ともしがたい”くらいには詰められないのです。
それがKX8.3の最高スペックの現実でした。
今回のR3の交配は、炸裂しすぎると2023年の悪夢の再来があるかもしれない。
これがR3の創造過程における1つの賭けでした。
しかし、もしかするとXならあるいは・・・・
これがR3の創造過程における1つの希望でした。
実は、先述の2020年当方が思い知った難しさ・・・あれは20GX50-Xのことです。スペックを炸裂させすぎた結果、羽化不全や出血といった、これまでに経験しなかったエラーを経験しました。手元に残ったXは少なかったです。しかし、当時・・・開業前であっても不眠徹夜の立ち合いを徹底していた私は、Xを見捨てるのではなくて、そのとき生じた「不良」も一つの貴重なデータとして、それを改善したり活かしたりする方向に舵を切ったのでした。それこそ、能力あってのスペックや特殊形状・・・という取り組みの主軸の誕生の瞬間でもあったのです。
2020年にオーバースペックオーバーボリュームになったことによって弊害をきたしたXの能力レベルを向上させることで、以降の不具合を乗り越えさせたというわけです。これには最低3年の歳月がかかりましたが、でも、2023年に不具合を乗り越え、健全化し、安定化したXは、さらなるスペック起爆能力を発揮し始めたのでした。その先に、25Xがあったのでした。
これが「GX50-X物語」なんです。
順風満帆に代々バンバンスペックを上げてきたわけではないんです。
苦労も乗り越えている。
だから、当方のXに対しての信頼は絶大なんです。
お客様からもXはずーーーっとご支持を頂いていますからこういうことを申し上げるのはよろしくないのかもしれませんが、私はXをどなたよりも信じている自信があります。
なので、Xなら或いは・・・
私がR3計画において、次の門を早くも開こうとしているとき、
Xなら或いはそれに応えてくれるのでは・・・・
このように、とことん極限に肉薄してみた。
とことんやり詰めてみた。
Xは底を見せるのかそれとも先を見せるのか・・・
これが2026年GX50-XR3です。
そして、結果的にR3はやってくれました。
1♂黒神になってしまった蛹を除き、すべての強烈な蛹が完品になりました。
スペックの門は開かれました。
戻し交配(Return)で誕生・・・のR、
Xの可能性が再構築(Rebuild)されました・・・のR、
新たな領域に踏み込んだ新生X(Reborn)・・・のR、
3つのRから、XR3と命名。
GX50-X、ここに極まれり。
否、GX50-Xは今、新たな領域に足を踏み込みつつあるのかもしれません・・・・!!
【数値実績】毎年原則完品をカウント
※高スペック個体は多数おりますが、今年度はスペックを正確には数えておりません
※形状追及の年であるため
※全系統昨今最強クラスのスペックは望めますのでご安心ください
→いずれ「26本店ストック個体シリーズ」でご確認いただけます
★本系統については例外的に上位個体のスペックを記載しておきます
・26本店No.18→過去最高のトータルスペック評価個体(顎幅8.7mm超・頭30超・それぞれの比率もこのクラスとしては過去最高クラス:25X8.4⑤を超えています)
・8.1㎜クラス
・8.1㎜クラス
・8.1㎜付近
↑すべて1腹
※この顎スペック実績は、25X、KTXやKXXを超えています
★すでに予約が入っており、数も多くないので、
ショップには並ばないか、ワンペア並ぶかどうか・・・です
GX50-XR3
2026年6月15日羽化
体長:78.0mm
頭幅:30.1mm
顎幅:8.75mmほどは保持できる予想
縦横比率:38.59%(37%が妖怪比率といわれていました)










当方の評価では、歴代最強スペックのGX50-Xです。
硬化しても、8.75㎜付近の顎基部幅数値は取れそうです。
前蛹ウェイトは26g、
正真正銘の化け物です。
カットも出血も一切ありません。
非常に強く、余裕で来年種親にできそうです。
よくこんなものを誕生させてしまったな・・・・
いや、よくXは求めたものを叶えてくれたな・・・・
そう思います。血統に、頭が下がる思いです。









