【26本店ストック個体No.裏1】GX50-yyii8.1M玖極
- YY

- 4 日前
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商談交渉可
「本店ストック個体」で紹介するのは当店のストック個体(原則非売個体)です。
販売個体はショップページでご確認ください。
血統の歩みやストーリーはNo.57以降同じものですので、
既に読んだ方は本個体画像までスクロールしてしまってください
流通が極めて少ないスペックを有する個体には計測動画を付属させますので、計測の様子まで気になる方はご確認ください。血統の背景や生い立ちの詳細は以下の動画でご確認いただけます。デジカメ撮影です(EOS-RP:Macro IS STM)、肉眼で見た時と同じ形状に写るように努めております。
【2026年の血統コンセプト】
形状追及の年、偶数年の2026年。
全血統に共通するコンセプトは以下の3点です。
①累代飼育が楽しいこと
⇒健全健常で能力が極めて高いこと
(完品羽化能力:6月27日時点の実績は母数約260頭に対し完品羽化率98%超:98.46%)
数勝負ができる。多数飼育した分多数良い個体が生まれる。
②存在感を絶対的に表現できること
文字通り大あご以外の「スタイル」において唯一感を示せる。
品評に強い映え感を有す
③自由度の高い血統であること
インライン交配・系統交配・血統交配(アウト)両方での使い勝手が良い。
スペックブースト能力・特殊形状成立&羽化力の向上
【2026年血統系統ラインナップ紹介】
以下動画で当店の今年度の各血統系統の詳細をご確認いただけます。
↑クリックでリンクが開きます
本ページでは以下の個体を紹介いたします。
【生体情報】
◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ
◆学名:Dorcus hopei hopei
◆産地:福建省北峰
◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)
◆血統名:GX50-yyii
◆グループ:GX50-yyii8.1M9
◆系統番手名:GX50-yyii8.1M玖極
【血統内訳】
およそ以下のような血統を内訳としています。
※当店の単位の基準で記載。記載の目的はきちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位での血統ブレンドを示すことです
→交配において重複する血統や系統があり、またそれらの呼び名がものによって異なる場合があるため、末尾に”等”と記載(例:M127→張飛、A160→張飛;このように枝葉で呼ばれるものとグループで呼ばれるものが混在するため、それらは統合して表記することがあります・・・・この例では”張飛”。※ただし、レジェンド番手のようなものは別枠で記載する場合があります(例:A160))
※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません
・TP:E
・HO8
・劉備
・張飛
・皇帝
・TT2A
・SAX
・極峰
・等
【究極の存在を目指して】
GX50-yyii8.1M⑨・・・2024年に、ほぼ販売をしなかった希少血統です。数が少なかったわけではありません、私が追いかける”究極”の実現に近づくためには、より精度の高い選別を、わずかな違いを発現する個体たちにかける必要があったのでした。それはオスについてもメスについてもです。そして、その先に誕生したのが今年度のGX50-yyii8.1M玖極(エムキュウきわみ)です。
【玖極と書いて究極と読む】
9は、中国では縁起の良い数字とされています。「永遠」や、「最高位」といった意味を持ちます。玖という漢字は、黒色の石・・・・黒い球体の石を表します。高貴で貴重という意味も持っています。左の”王(たま辺)”は、玉。石を示し、右の”久”には「長く続いていくもの」「長く続いてきた昔ながらの」といった意味があります。
以下にGX50-yyii8.1M9の歩みは記しますが、yyii8.1M9は2020年に誕生した、おそらく極太オオクワガタ(日本産も含み)の中で初めてこの世に登場した信憑性のある8顎完品・・・・初代GX50-yyii(2020年CBF1)の次世代で、GX50-yyii8.1MとGX50-yyii8.1Fに分岐。そのM系から派生した系統です。
「8顎はあり得ない」という定説を覆した初代yyii・・・・その次世代では、更に8顎が登場。しかし、その8顎と並び立つ7顎個体がいた・・・・・。2022年時の「8顎」の存在感というものは今以上に凄まじいものでしたが、”されど、形と存在感を以てしてその8顎に並び立てる”という風格を有した個体がyyii8.1Mでした。そして、その次世代はyyii8.1M①とyyii8.1M⑨に分岐。yyii8.1M①からは3代目となる8顎が登場しましたが、「それでも尚のこと形状と品格である」と抜きんでた存在感を放ったのがM9。
そのM9の次世代、それがGX50-yyii8.1M玖極です。
M玖極を手にしている時に限って、先々のことよりも今にフォーカスできるような、そんな吸引力を持ったのが今年度のM玖極です。
ホペイのスペックは青天井でしょう。形状のバリエーションの可能性にも無限の可能性があるでしょう。サイズももっといくものでしょうし、比率にもさまざま可能性はあるものでしょう。いろんな開拓の余地があるでしょう。ホペイの世界は青天井で、底なしです。
しかし、M玖極を手にしていると、それらはそれらとして・・・
「一つの完成形といそうのが存在してもおかしくない・・・と思えてくるのです。
「これは、このような形状として一つの完成形態、究極なのではないだろうか」
日々羽化する個体たちを見ながら、M玖極はただただ羽化が楽しみで硬化が楽しみなのです。そこには、スペックの大小による一喜一憂もなければ、形状の優劣による一喜一憂も薄いのです。
羽化した個体を手に取ってただただ満足できる
という恐ろしくシンプルなものをダイレクトに感じさせてくれる個体群なのです。このことから、私はいよいよ、”そうなったとき”に発動しようと思っていた、数字の漢字化、9を「玖」に変換し、その後に”極”をくっつけ、
これぞ目指していたもの、世にM9を出さなかった理由であると、
玖極と書いて”究極”と読む系統に名付けなおしたのでした。
【M玖極のあゆみ】
2020年、世の中を大震撼させた3頭のyyiiがおりました。
カブトムシのような立体感を発現させたyyii294
圧倒的比率とコミカルな形状で名前の由来となったyyii68
そして、世の中で初の8顎完品を体現したyyii8.1
系統名の通り、M玖はyyii8.1から派生した系統です。

上の初代8顎個体子は、次世代で2オスに種親を分岐させます。

上の個体は、2代目でも出現した8顎個体。なんと、2代連続で8顎を誕生させたのである。本個体は、yyii8.1F➁という系統になり、その後今年度のMT8.1につながる。



体長は70㎜ちょっと、顎幅は7㎜きっかりという個体であったが、圧倒的存在感と、不思議と絵になるような雰囲気・・・・その個性から、個人的には8顎を有した8.1Fよりも格上とし、Main種親とした。それ由来として、次世代はyyii8.1M(Main)と記載されることになる。

上のMオス(Main)は、2024年、2系統を誕生させた。
・GX50-yyii8.1M①
・GX50-yyii8.1M⑨
である。
M①もM⑨も形状は似ており、M①の方が一般受けする形状であった。太く、ごつい個体がおり、7後半顎の個体も複数、上の個体のように8顎の個体も出現した。人気があった血統で、次世代の結果も良い。
M①は非常に成果が良く、スペックも高かったが、やはりMに求めたかったことが一つ・・・・
それは、カッコよさやスペックなど言語化できるものではなく、
なんだか絵になる・・・・
という、得も云える上品さ、品格、風格・・・・・。

M⑨は、スペックこそM①に劣ったものの、上品な個体が非常に多く、まさに・・・・というイメージ通りの個体群であった。また、ご興味がある方は「24本店ストック個体」をご確認頂きたいが、酷似した個体が多く、選別が難しかった。本個体にうり二つの個体も例えばNo.39などで確認できる。
上の個体の子が、今年度羽化のM⑨→M玖である。
なんと、yyii8.1Mは、先代も先々代も、2代にわたって「ホペイの世界」のタイトル画を飾っているのである。間違いなく、絵になるのである。なんだか存在感があり、謎の風格があり、妙に品格があって、美しいのだ。
【玖極(究極)であって原点】
M玖・・・・
玖・・・・・・
まさにM9にぴったりな漢字です。
”久”が示すように、M系には、昔ながらの良さを忠実に求めています。頭が大きく、ボディーが締まってカッコいいこと。スタイルが良いこと。複眼突起など、ホペイらしいとされた特徴がきちんと主張をしていること。昔から愛好家が良しとしてきたことを、今にきちんと繋いでいること。まずはこれを大切にしています。これをもって、M玖はホペイらしいとしています。大きく形や雰囲気を変形させるのではなく、磨き上げながら代々繋いでいきたい。いつか球体のように無欠に近づけるように。そんな意味も、Mを累代してきた歴史を振り返れば心に染みます。
”玉(王)”が示すように、オオクワガタが黒いダイヤと言われたなりには、上品で品格があり高級感があることを求めています。色々な誉め言葉を持つオオクワガタですが、やっぱり”カッコいい”、”美しい”、”品格がある”、”上品”な、黒いクワガタムシです。その良さを雄弁に語る個体群を、代々完成度のブラッシュアップを図りながら・・・いつか球体のように粗が無くなるまで磨いていきたい。そんな想いもぴったりです。
今、M玖極は私にとって一つの完成形です。
これ以上、大きな変化を加えたいとは思いません。これ以上スペックアップしなくてもかまいません。でも、これが何頭いたってうれしい、何頭でもいてほしい。この感覚をもって、一つの完成形だと考えています。
1腹勝負の究極系統は、♠とM玖ですね。
♠は、能力や性能、スペックといったブリードテクニック由来の究極に達しており、M玖は形状や品格由来の究極に達しているという印象です。
とはいえ、当然この先もあるのがブリード。
矛盾するようですが、形状や品評という観点を除けば、累代飼育の可能性は無限。”もう満足”というのが無く、飽くなき探求心があるのが本物の愛好家でしょうから、私もM玖には、次世代では、しかし「あの時M玖はまだ完成していなかった!」と思いたいという好奇の気持ちが無いといえばうそになります。
M玖極、私が現時点での完成度個体群としているだけであり、この先の可能性はやはり果てしないものなのでしょう。それがホペイ飼育の歩みなのでしょう。でも、今の1点ではこれが完成で良い。それがM玖。
もし、幸運にも今年度M玖極を手に取られる方がいらっしゃれば、
ぜひ次世代では自分色の黒玉を目指してみてください。
というのは、今年度もさっぱり売りたくないんですよ・・・・困ったことに・・・・。
【数値実績】毎年原則完品をカウント
※高スペック個体は多数おりますが、今年度はスペックを数えておりません
※形状追及の年であるため
※全系統昨今最強クラスのスペックは望めますのでご安心ください
→いずれ「26本店ストック個体シリーズ」でご確認いただけます
GX50-yyii8.1M玖極
2026年6月28日羽化
体長:77.4mm
頭幅:28.2mm
顎幅:7.2mm







それなりの数を飼育すると、稀に「こんな顔も、この血統は見せてくれる」という”血統のもう一つの顔”や・・・・多頭数飼育&同血統多数飼育を行うと、「この血統にはこんな顔が秘められている・・・・・」という個体に出会えるものです。
このガチャ感・・・・レアリティが高い個体が存在するというもの・・・ここに、ブリードの中毒性があります。
最近私が世の中を見ていて残念に思うことは(沢山あります(笑)、とにかく正解探しが多いこと。せちがらいです。
コンテストをやっていても思いますが、まずはコンテストに出場、ということを楽しめない方が多そう。入選しなかったときに、否定されたような気分になるかたが多そうだと思います。昔は、とにかく出ること楽しむこと、という活気がありました。これは今薄れているものだと感じています。
スペックが低かったり、トレンドの形ではなかったときにヘソを曲げてしまう方が増えているように見受けられます。別にいいじゃないですか、それが好きなら。
「昔のホペイは、太さ太さしてなくてよかった!」という声を多々聞きますが、私なんて某掲示板の古いのに投稿していた頃なんて、「顎が細いですね」「顎が物足りませんね」「顎の太さが感じられないのが今一歩ですね」「やはり顎が弱いかと」とまぁボロクソに顎の太さの不足をたたかれていたものでした(笑)昔からみんな顎が大好き(笑)
「そうなんですね!顎の太さが足りませんか!そうかぁ、自分は顎よりもボディーがカッコいい個体が好きなんだけどなぁ、顎はどんな形でもスタイルがよければ似合ってくるから・・・・」と、私は思っていました。そのくらいが正常なもんです。なんだよ、否定しやがって、とかは思わなかったですね。いろんな意見があっていいんだからね。
こういうことを書くと、「いや、後からではなんぼでも言えるやん」という突っ込みが入ることもあるのですが、自分の場合は、概ねすべて先に出してます。先出し、その後伏線をシッカリ回収するタイプ。
12年前にすでにそう申していますから、ぜひ読んでください。
↑ホペイフリークの自己満足日記2014、クリックでリンクが開きます
それでも、あまりにも顎顎言われるものだから、「よし、じゃあ顎幅を出したうえで・・・・やっぱ顎勝りよりは頭勝りが好きだなぁと言おう」と思って太くしていったら、「顎凄いですね」「顎ヤバいですね」「顎半端ないですね」「マジヤバいですね」と言われまくって、「いや、顎より頭・・・・」という声はかき消されてしまったものでした(涙)
「だったら、極上のスタイルを以てして太い顎も持たせて、”やっぱり、スタイルありきの顎だよね”と言えば伝わるかな」と、まだ粘ったところ、2020年頃は、「8顎ヤバすぎ!」「すごすぎ8顎!」「8顎の子の販売は!?」「8顎!!!!!!!」と、「いや、このノーディンプルの頭見てくだ・・・さ・・・・ぃ・・・・・」と、超スタイルやフォルムが良かったという声はかき消されてしまい(涙)
だったら、ちょっとアプローチを変えてみよう。(燃)世論の「顎顎トレンド」を変えるのが難しいのは分かったから、別のアプローチでいこう。スタイルやバランスが良いと顎を乗せやすいのは間違いないから、そう言えばボディーのカッコよさを見て頂けるはず!
ということで誕生させたのが23X、25Xなど・・・
信念を持って取り組んでいましたら、やがて・確かに「めっちゃきれいなんですね・・・・・」「このスペックで歪まないんだ・・・・・」「スペックに対して体表が綺麗すぎる・・・」という声が増えてきました。
そして、2025年頃からは、「数値はそんなに拘らないから、とにかく存在感がある個体を選んでほしい」「スペックも大切にしたいが、きれいで整った個体を手にしたい」という声が急に増えてきました。本当にカッコいい個体を手にしたい、というお客様に恵まれるようになりました。、もちろん、形状について、細かい話をすることも増えました。
先日はGX50-yyii68、No.63が完売となってしまいました。「しまいました」というのは、私の超お気に入り個体だったので、商談確約がとても寂しかったものでした。手に取って頂いて、形状や完成度の高さをお褒め頂き、「写真よりさらにカッコいいんだけど・・・・」という声まで頂きました。とにかく個体の形状にこだわりを持ったお客様でしたから、そのように言っていただけてうれしかったものです。やはり、形状にこだわり続けて本当に良かった。
その時々のトレンドも大切なのですが、トレンドに合わないと否定されるというものでもなく・・・・信念を持って良さを磨き続ければいつかは伝わっていくものです。それもまた、ホペイ飼育文化における”血統”という言語が持つ意味のはずです。単なる血筋という意味ではなく、こんな発言傾向がある、こんな由来があるといったところまで楽しむのが愛好家。なるほど、そういう美意識が累代されたのか・・・・ということを楽しんでいただけるようにもなるものです。
やっぱり、支持される優良血統は一日にして成らずですが、でも、その1日目が今である可能性は十分にあるわけです。今ご自身が”良い”と思った個体は、累代していって繋いでいって磨いて頂きたいですね。
量産型ホペイは見飽きます。これは悪口ではなく、そういうものなんだと思います。20年以上前に、この世界を牽引した方がそう記しているのですから。「皆様の目は超えてきたが・・・そうなってくると、おっ!?と思わせる形状の個体が無くなるのは早い」と。いつの時代も目を引く世界観を持った形状は、魅力的なのでしょう。
そんな、目を引く個体なのですが、信念美意識をもって累代を続けていく先に誕生するものではありますが、その中で稀に、我々の予想や計画の圏外から飛来したように舞い降りる個体がおります。
「この血統にはこんな顔もあったのか!」「こんな個体も秘められていたのか!」なんていうレアリティの高い存在・・・そういうのが、たまに出ます。それがダサい場合も当然あるのですが(苦笑)、それがとんでもなくカッコいい時もある。
KTX8.6-LXなんていうのはそういう個体の延長に誕生しており、

うわぁあああなんじゃこりゃあああ!?
という個体の登場・・・・
その末裔が、

血統が新たな”門”を開いた瞬間。そして、そのような秘められし形状を親にして進めた次世代は・・・・そのような発現傾向を有する個体群の成立への道です。
今回ご紹介の個体は、そのような新しい領域に踏み込む可能性を感じさせるM玖の中の異端児。このような個体を親にすると、また唯一無二感のある次世代が構築されていきます。
圧倒的存在感を持った血族の構築法は、私は2つは持つようにしています。1つは分かりやすいもの。狙いや信念を持って何代も磨き上げるという手法。そしてもう一つは、ある時舞い降りたチャンスをものにして、急変化をさせるというもの。いわば裏の手。不意に出現したヤバいヤツ(チャンス)を親にする。

まぁ、それでも手持ちの血統を何代も回しているから、そういう個体のポテンシャルに気づけるというものではございますがね・・・・・。この個体を見て、直観的に「あ、こいつは門を開くやつだな」と思うのはそうなんですが、実はそこそこ根拠もあったりします。
まず、本個体は私が「スーパー68」と呼んでいる、特に68から急に出現するヤバいヤツらに似ています。



このように、まずは同じyyii血統ですから、類似するめちゃくちゃヤバいのが出てもなんら不自然ではありません。初代からオス親を異として、yyii68として繋がれたyyii68系と、yyii8.1として繋がれたyyii8.1系は、大本はおなじyyii血統であり、新しい血もブレンドしていませんからね。

同腹兄弟にも、そのような香りを感じさせる個体が確かに居ります。そして、この手のフォルムは軒並み高スペックで大きい。そういうポテンシャルが眠っているのでしょう。
確かに、特定の形状・魅力・存在感を放つ個体群を飼育するにあたっては、美意識やロジックの累代が有効です。特定の方向を向かって、血統を磨き上げるというわけです。時間がかかることですから、トレンドの顔色をあまり伺い過ぎずに、ご自身の”好き”に徹する。その結果成立する完成度というものがあります。
でも、累代飼育をするにあたって、種親選びはこのようなロジックや、過去に描いた絵図の上に成立しなくても構わない・・・・という柔軟性も持っていたいものです。そうではないと、正解探しばかりをしてしまって、どの雌雄だったら狙いを射抜けるのかという、〇か×みたいな飼育ばかりになって面白味が陰りそうです。
飼育をしていると、私たちは時に「おっ!?」と驚かされることがあります。「こんな個体も潜伏していたんだ・・・」というように、意表を突かれる時がある。レアリティ高い発現に出会うことがある。このガチャ感やギャンブル性が、実に楽しいもの。
ここを楽しみ切らないと、もったいない!
と、私は思うのです。
おお、すげぇ!かっこいい!親にしてみたい!
このような正直で純度の高い感情が、
「狙いと違ったから・・・」というロジックで陰ってしまうというのはもったいない。ロジックや計画は大切ですが、それが必ずしも純度が高いものかと言われるとそうとも限らず、時にブリーダーの枷になることもあるわけです。
狙いや目標を持って世代を重ねていく・・・そういうコツコツとした地道な取り組みの先にある成功は筆舌に尽くしがたいほどうれしいものです。
同時に、そんな中で時に出現する偶然の産物・・・・この出会いもまた筆舌に尽くしがたいほど楽しいもので、「こんな出会いもあったのか!」とご縁を繋げば、また唯一感あふれる次世代が誕生してくるものなのです。
思った通りになった達成感も、思ったとおりにならない面白さも、両方味わってこそのブリードですね。
私は来年の交配では、いくつかの裏ルートを発動させようと思っています。
そんな、ヤバい個体を誕生させる”門”を開きし個体かなと思っております。
ということで、「裏」のNo.1でした。









