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【第4回 真・みんなのホペイ】

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 2023年8月9日
  • 読了時間: 7分

2023年8月5日(土)21:30~、第3回真・みんなのホペイ-YoutubeLiveを行いました。4名のゲストをお招きして鑑賞会を実施しましたが、やはり皆様観点が十人十色百人百色なので、おおいに盛り上がり、そして半分しかLive鑑賞会が進みませんでした(笑)かけた時間は1時間30分超!!鑑賞って、やっぱりいいものだなぁ~と思った第3回でした。


第3回は、そういうことでまだ終わっていませんので・・・8月12日(土)21:30~、「真・みんなのホペイ鑑賞会-YoutubeLive後編」ということで後半戦を行いたいと思います。また、前回ような感じで、みんなでホペイを鑑賞し・・・色々な見方・好みが出てくるのがこの世界の素敵なところですから、次回以降はゲストがより集まりやすい日程に調整するかもしれません。Live参戦の”出入り”の敷居が低いことを大切にしていきたいと考えておりまして、当日の欠席や「やっぱり参加」なども全然有り!という軽い感じで熱く盛り上がっていきたいと思いますので、引き続き是非是非よろしくお願いします。


さて、第3回がまだ終わらぬうちに・・・ということではありますが、皆様、投稿されている個体達を見たいと思いますので、第四回をフライング更新しておきますね!YoutubeLive参加をご検討されている方は、自分だったらどの個体にコメントしたいかな、なんて考えながら見て頂いても面白いと思います!



エントリーNo.31

飼育者 ももすけ さん

・産地 福建省北峰

・累代 CBF1

・血統 51-③

・体長 74.7

・頭幅 26.8

・顎  6.3

【コメント】

内歯が太く、顎がチューブ状。

お尻がちいさめです。

頭幅が出てきたら面白いなと。

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エントリーNo.32

飼育者 髭神 さん

2匹目

77-28.1-6.5(顎開き)

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エントリーNo.33

飼育者 sky. さん

体長:77.5mm

頭幅:28.5mm

顎幅:7.00mm

顎圧:5.16mm

血統:GX50-yyii68

コメント:今回の夏季セールにて、YY様よりお譲り頂いた個体になります。各部にインパクトのあるパーツを持ちながらも、まとまりのある個体となっており、とても気に入っております。

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エントリーNo.34

飼育者 ルーディー さん

GX50-X

75.5mm

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エントリーNo.35

飼育者 YY

福建省北峰ラベル

体長:75.4mm

頭幅:27.6mm

晴天の下、青空を映す美肌

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エントリーNo.36

飼育者 ももすけ さん

・産地 福建省北峰

・累代 CB

・血統 張飛

・体長 76.5

・頭幅 27.1

・顎  6.7

【コメント】

顎バキバキ。

前胸の歪みがなければ…

荒々しさがいいな。

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エントリーNo.37

飼育者 わたぼん さん

北峰産 75.5㎜

頭幅…27.4㎜

顎幅…6.7㎜

購入個体(KX303)です。

とにかくここ数年で最も一目惚れした個体です。

どこから見てもカッコ良い!

見る角度によって、様々な表情を見せてくれます。

こんな個体を出したいなぁ~と毎日眺めています。

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エントリーNo.38

飼育者 てっぺー さん

サイズ:68mmup

短歯ストレートといった印象。

体調の割に雰囲気を感じます。

次世代で張り出しと内歯を飛ばせばより良さそうです。

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エントリーNo.39

飼育者 ゆうた さん

産地.福建省北峰

累代.CBF1

血統.51

体長.72㎜

顎.6.3

頭幅26.7

コメント

サイズ、スペックとずば抜けた数値では無いですが全体的なバランス、肌質、顎開きのいかついシルエットからの顎閉じの優しい丸みを帯びた可愛らしいシルエットもこれまたギャップ萌えのお気に入りの一頭になります♪

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エントリーNo.40

飼育者 sky. さん

全長:75.5mm

頭幅:26.5mm

顎幅:6.3mm

血統:A160-AG

コメント:ストレート形状の顎が気に入っている個体になります。

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今回も、個性一杯の個体がずらっと並びましたね!!画像を見ていると、投稿時期につれて写りが良くなってきている投稿者様もいらっしゃいます。ホペイの鑑賞はとても楽しいし、その鑑賞の一部として撮影もとても楽しいですね。


そうそう、今日2023年8月9日は、色々あって後手に回ってしまっていた投稿個体の画像やコメントの整理を再開していたのですが、きっかり70個体の応募に達していたというちょっとだけメモリアルな日・・・なんですよ!!


2021年Twitterホぺコン、2022年Twitterホぺコンと応募数を30個体、57個体と増やしてきて、2023年「真・みんなのホペイ」は投稿個体数70個体超と・・・前年比120%超の盛り上がりとなっております。


裏話を少しずつ公開していきますが、実は私の方からは2023年1月1日元旦に、「ホぺコンの中止」を提案していました。そして2023年7月、ホぺコン中止の提案を再度行い、Twitterホぺコンが一度、幕を閉じました。1月からホぺコンの在り方については考えてきており、より良い形でより盛り上がるためには形態の変化がどうしてもあったほうが近年のトレンドに寄り添いやすいということは半年以上考えてきていたということになります。ですから、2023年ホぺコン中止の頃には既に私の中には次の企画の構想があり、それを数日間で形にしたのが「真・みんなのホペイ」でした。


その背景には色々とあったものですが、ホペイの個体もホペイ飼育の楽しさも色々あって良いという世界ですから、こういったボランティア企画についても色々あってよいと思っています。その上で、色々をより受け止められる企画を考えるにあたっては、”番付”要素が薄い方が良いのではないかな、というのは薄々感じてきたところでした。


さて、その番付要素が少ない方が良いということについてですが、「なぜそう感じるか」ということに対してはイマイチパッとする答えを用意できずにいました。今もまだ、番付が好まれないであろうと感じている根拠はあいまいですが、ただこれについては少しだけ進捗がありました。


番付要素を含めないでよかったと感じることは、70個体を見てきてハッキリと感じます。それは、多数派に受けないと思われるようなタイプや、太く迫力のある個体が優位に立ちやすい形状品評の世界で不利であると考えられるタイプの個体の応募が明らかに増えてきているということです。飼育者の保持する個体の中で飼育者がベストと感じる個体の応募が中心であったところが、飼育者も「どうなのかなこれ」と思っているようなゾーンの個体の応募も増えました。これが、「真・みんなのホペイ」に新しい奥行きを作ったように感じます。


確かに、トレンドや時流がありますから、その時々のウケるウケないという傾向はどうしてもあります。しかし、形状愉悦という抽象的なジャンルにおいては、上澄みと認知される個体以外の個体がその世界の深みというか、味わい深さであることも多いのです。顎が太い個体がカッコイイという超ベタなトレンドを例にとっても、その理由は多くが顎の細い個体であり、顎の太い個体のレアリティが高かったり飼育難易度が高かったりするからという理由もその背景にはガッツリ絡んでいるわけですから、顎が太い個体が好まれるというトレンドは、顎が太い個体が作っているともいえるし、顎が細い個体がいるおかげでそうなっているともいえるわけですね。


その証拠とまでは言い切れませんが、でも同方向性の現象として、これまでは太い個体が徹底して良しとされてきたホペイの世界で(これは私の主観ではなく、歴史を振り返るとそうであると言わざるをえないのです。知識がない方が”顎幅はワイルドらしい5.8㎜~6.2㎜で十分”、なんていうことを言うことがありますが、極太ジャンルの開拓の先駆者的立ち位置にあった国産オオクワガタでも顎幅6.0㎜を刻んだ時に大騒ぎになったくらいなので、5.8mm~6.2mmなんていう顎幅のワイルドはいったい何ケタ分の一の個体なんだろうという話であり、そんな個体がワイルドらしいというのは見当違いなので標本を見て見解を正しくした方がよろしいかと思われます)、最近は繊細で華奢な個体がスポットライトを浴びるケースが増えましたね。極太趣向のブリーダー・個体が増えたことによって、逆に華奢で繊細な個体の良さが浮き彫りになった、そういった個体が改めて魅力を語りやすくなったという現象も、最近のトレンドの一つと言えるでしょう。


そういうことも含め、私は”ホペイは色々あっていい世界、十人十色百人百色であって良い世界”と・・・・実はめちゃくちゃ深く・・・考えているのです。前回のYoutubeLiveでは、コメンテーターとして参加した皆様もそんな世界を体現してくださり、またコンテスト要素を限りなく薄めたこの「真・みんなのホペイ」に投稿される個体も、そんな世界をありのままに映し始めているのかな・・・なんて思っています。


随分と大層なことを書きましたが、とはいえまだ半分も紹介できていない状態です。これから、更に盛り上がっていくと楽しいですね!



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