【26本店ストック個体No.29】GX50-yyii68零式
- YY

- 7月17日
- 読了時間: 8分
現段階で種親確定の個体です
いかなる条件があっても譲渡は致しかねます
※興味本位からのお問い合わせもご遠慮ください
「本店ストック個体」で紹介するのは当店のストック個体(原則非売個体)です。
販売個体はショップページでご確認ください。
流通が極めて少ないスペックを有する個体には計測動画を付属させますので、計測の様子まで気になる方はご確認ください。血統の背景や生い立ちの詳細は以下の動画でご確認いただけます。デジカメ撮影です(EOS-RP:Macro IS STM)、肉眼で見た時と同じ形状に写るように努めております。
【2026年の血統コンセプト】
形状追及の年、偶数年の2026年。
全血統に共通するコンセプトは以下の3点です。
①累代飼育が楽しいこと
⇒健全健常で能力が極めて高いこと
(完品羽化能力:6月27日時点の実績は母数約260頭に対し完品羽化率98%超:98.46%)
数勝負ができる。多数飼育した分多数良い個体が生まれる。
②存在感を絶対的に表現できること
文字通り大あご以外の「スタイル」において唯一感を示せる。
品評に強い映え感を有す
③自由度の高い血統であること
インライン交配・系統交配・血統交配(アウト)両方での使い勝手が良い。
スペックブースト能力・特殊形状成立&羽化力の向上
【2026年血統系統ラインナップ紹介】
以下動画で当店の今年度の各血統系統の詳細をご確認いただけます。
↑クリックでリンクが開きます
本ページでは以下の個体を紹介いたします。
【生体情報】
◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ
◆学名:Dorcus hopei hopei
◆産地:福建省北峰
◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)
◆血統名:GX50-yyii
◆グループ:GX50-yyii68
◆系統番手名:GX50-yyii68零式①
【血統内訳】
およそ以下のような血統を内訳としています。
※当店の単位の基準で記載。記載の目的はきちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位での血統ブレンドを示すことです
→交配において重複する血統や系統があり、またそれらの呼び名がものによって異なる場合があるため、末尾に”等”と記載(例:M127→張飛、A160→張飛;このように枝葉で呼ばれるものとグループで呼ばれるものが混在するため、それらは統合して表記することがあります・・・・この例では”張飛”。※ただし、レジェンド番手のようなものは別枠で記載する場合があります(例:A160))
※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません
・TP:E
・HO8
・劉備
・張飛
・皇帝
・TT2A
・SAX
・極峰
・等
【血統説明GX50-yyii68零式】
・コンセプト
24GX50-yyii68③からの同腹兄弟姉妹交配の累代指数純増累代。4代目GX50-yyii68(F4:CBF4)です。
「全ては究極形状の追及のために」をコンセプトとしております。それは、スペックを捨てるわけでもなく、美しさを捨てるわけでもありません。種親選別において余計なバイアスのみを捨て、求める全てを発現させるべく交配計画を練った・・・・その先に誕生した究極です。
私たちホペイブリード愛好家は、そもそも「究極」の追及を原点としていたのではなかったか。そして、その「究極」とはスタイル、形状と言語化される”最強存在感”ではなかったか。その原点に最先端の領域で立ち戻る。それがGX50-yyii68零式です。スペック・実績・映え感・マウント・・・様々な邪な感覚をリセットしてしまう・・・文字通りホペイ飼育っていいな、の原点に立ち戻らせてくれる存在たちです。
・血統構築の背景
2020年に誕生した初代GX50-yyii68(CBF1)、あのレジェンド個体の究極存在感に匹敵する存在感の発現を追及。2020年初代に匹敵する個体群の誕生をついに実現しました。2020年のゼロゼロ、yyii68の原点O(初代)・特別な・ホペイ飼育の原点である究極形状追及・・・・そして、圧倒的な能力:ゼロストレスから、「零式」と命名。
「究極フォルム」「末端スペック」「最強クラスの能力(2026年6月27日時点で、羽化不全は全系統トータルで1頭のみ、瓶内放置羽化個体もその1頭を除きすべて自力羽化完品)を実現。定性分析において無類の強さを発揮しています。
↑クリックでリンクが開きます
なんと、2026年ラインナップの中で”唯一の8顎ホペイの子」となります。
8顎ホペイという究極スペックを親にし、
・スペックの天井が極めて高い種親から無駄を削ぎ完成度を高める
・メス選別で狙いの形状を射抜く
という離れ業で誕生してきた子孫です。
※一般的には、高スペック個体で高スペック個体を狙いますね
GX50-yyii68の究極形状追及は、2022年2代目、2023年2代目再度(別腹)、2024年3代目と、実は今年度4代目に入るまでに複数腹3代の試行錯誤に及びます。その中で、yyii68は当家の狙いを無視しスペックを炸裂させ続けてきました。このトライ&エラーの歴史の中で、当家は狙いの形状を射抜く方法、そしておそらくそれにつながるであろうメス選別の在り方を消去法的に探し続けてきたということです。
そして、先代までで複数のメスを種親にすることにより、メスによる次世代の発現傾向の変化の掌握を進め、いよいよ王手を打った2025年の交配の時。”ハイスペックオスを種親とし、狙いの形状を射抜けそうな特定の形状のメスを選り、親にする”が血統掌握を進めた当方の手法でした。
究極形状を狙う。究極能力を狙う。きれいな体表や上品な形状、ホペイに求められるバランスを狙っていく。まさに形状追及。しかし、スペックも劣らない個体群を誕生させたい。この最後の1手を叶える鍵こそ、「8顎ホペイ」という超越スペック個体の存在だったのでした。
究極スペック個体の特権はスペック追及偏重ブリードだけにあらず。上が高いという特権は、能力向上やスペックを維持したままの形状のブラッシュアップなどに活きます。特出個体の変化球的活用が、特殊領域に踏み込むことを実現させたというわけです。
2腹同レベル同発現傾向のyyii68①とyyii68③があった年が2024年でしたが、このような針の穴を射抜くブリードをするために、当家は24GX50-yyii68③の同腹兄弟姉妹交配に絞り込みました。これは、「系統交配:別系統(別腹)の交配」における系統分離交配による、ややアウト寄りの炸裂や発現の多様化を避けるためです。これまでに申してきた通り、近年の当店の血統はオスを同じくし、狙いも同じくした場合、腹別の違いはあまりありません。24GX50-yyii68①もきわめて強力な系統であったことは間違いありませんが、ここを断腸の思いで切り捨て、③に絞ったというわけです。「削いだ」と表現するなりには、厳しい選別も潜り抜けてきています。その分、今年度のyyii68零式の血統としての完成度はこれまでのyyii68血統と比較しても格が違います。
【数値実績】毎年原則完品をカウント
※高スペック個体は多数おりますが、今年度はスペックを数えておりません
※形状追及の年であるため
※8クラスはいると思われます
※全系統昨今最強クラスのスペックは望めますのでご安心ください
→いずれ「26本店ストック個体シリーズ」でご確認いただけます
GX50-yyii68零式①
2026年6月19日羽化
体長:73.3mm
頭幅:28.1mm
顎幅:8.0mm
縦横比率:38.34%(37%が妖怪比率といわれていました)












2026年最高傑作の一角です。
ヤバすぎます。
まず形状が素晴らしい。
ホペイは何といっても形で勝負のジャンルです。
これは”絶対”だと思っています。
楽しみ方は人それぞれ十人十色ですが、
長きにわたるホペイ飼育文化・鑑賞文化・品評文化の土俵の上では、「形」こそ最優先で注目されるべきものであるという当方の見解は変わりません。
言葉が悪くて申し訳ないですが、それがスペックスペックの方向にブレればブレるほど、形状由来の存在感・切れ味・美しさの輝きは鈍っていくものと思っています。
形もスペックもそろえたい!というのは、究極の”!!”を追い求めるうえではメジャーな流れでしょうが、これについても「形→スペック」の順に取り組んだ方が成果はよいと思っています。
※ただし、ど~~~~してもスペックをとってみたい!という方は、スペックスペック+能力能力したブリードをされたほうが次世代納得はできると思います(今成果が出せていないということは、種親選別などの目利きはできていないことでしょうから)
スペックが乗ってくると、ガタイも顎や頭も肉厚になってきて、前胸もバルクアップする傾向が強いので、その血統系統のベースとなるフォルムが見えにくくなります。だから、まずは形状。形が自分の好みや狙いに近しい・・・という土台を整えてから、スペックを乗せた方が良いです。
昔のホペイは、スペックスペックしないとスペックが全く出ないという傾向がありましたが、最近はスペックは太さを売りにしている血統からはほぼほぼ出てきます・・・・(仕上がるか勝負に寄ってきているわけですから)・・・・ので、まずは、形が自分の好みになるように。そして、スペックは後からついてくるもの、という順に取り組んだ方が楽しいはずです。
本個体は形状が抜群です。
納得。その一言です。
細かい部位造形1つ1つを見ても、完成度が高く、
それらの調和も精度が高いです。
腹なども全く無理なくガッチガチに閉じており、能力面も理想的です。
これだけのスペックを上に載せておりながら、腹がコンパクトであるのも奇跡的です。
まさに奇跡の1頭です。
2025年の私に、これを出せるか、と問うたら、
答えは「厳しいと思う・・・」だと思います。
本個体を土台として、2027年、更に究極を突き詰めた68を見てみたくなりますが・・・
もう少し表現の精度を高めるならば、
これが複数出てくれるなら、もう次世代はそれでいい。
そのくらいには理想に近しい個体です。
ホペイは絶対に形。









