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【26本店ストック個体No.5】GX50-yyii68零式

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 6月29日
  • 読了時間: 8分

★本個体は問い合わせ商談一切対応不可個体です


「本店ストック個体」で紹介するのは当店のストック個体(原則非売個体)です。

販売個体はショップページでご確認ください。

流通が極めて少ないスペックを有する個体には計測動画を付属させますので、計測の様子まで気になる方はご確認ください。血統の背景や生い立ちの詳細は以下の動画でご確認いただけます。デジカメ撮影です(EOS-RP:Macro IS STM)、肉眼で見た時と同じ形状に写るように努めております。


【2026年の血統コンセプト】

形状追及の年、偶数年の2026年。

全血統に共通するコンセプトは以下の3点です。

①累代飼育が楽しいこと

⇒健全健常で能力が極めて高いこと

(完品羽化能力:6月27日時点の実績は母数約260頭に対し完品羽化率98%超:98.46%)

数勝負ができる。多数飼育した分多数良い個体が生まれる。

②存在感を絶対的に表現できること

文字通り大あご以外の「スタイル」において唯一感を示せる。

品評に強い映え感を有す

③自由度の高い血統であること

インライン交配・系統交配・血統交配(アウト)両方での使い勝手が良い。

スペックブースト能力・特殊形状成立&羽化力の向上


【2026年血統系統ラインナップ紹介】

以下動画で当店の今年度の各血統系統の詳細をご確認いただけます。

↑クリックでリンクが開きます




本ページでは以下の個体を紹介いたします。


【生体情報】

◆種類:ホペイ/ホーペ/ホーペイオオクワガタ

◆学名:Dorcus hopei hopei

◆産地:福建省北峰

◆累代:F4(同腹兄弟姉妹同士交配純インラインブリード)

◆血統名:GX50-yyii

◆グループ:GX50-yyii68

◆系統番手名:GX50-yyii68零式⑤

【血統内訳】

およそ以下のような血統を内訳としています。

※当店の単位の基準で記載。記載の目的はきちんとしたホペイ種であるという信頼が持てる単位での血統ブレンドを示すことです

→交配において重複する血統や系統があり、またそれらの呼び名がものによって異なる場合があるため、末尾に”等”と記載(例:M127→張飛、A160→張飛;このように枝葉で呼ばれるものとグループで呼ばれるものが混在するため、それらは統合して表記することがあります・・・・この例では”張飛”。※ただし、レジェンド番手のようなものは別枠で記載する場合があります(例:A160))

※記載している以上の情報を個人単位で提供は致しません

・TP:E

・HO8

・劉備

・張飛

・皇帝

・TT2A

・SAX

・極峰

・等


【血統説明GX50-yyii68零式】

・コンセプト

24GX50-yyii68③からの同腹兄弟姉妹交配の累代指数純増累代。4代目GX50-yyii68(F4:CBF4)です。


「全ては究極形状の追及のために」をコンセプトとしております。それは、スペックを捨てるわけでもなく、美しさを捨てるわけでもありません。種親選別において余計なバイアスのみを捨て、求める全てを発現させるべく交配計画を練った・・・・その先に誕生した究極です。


私たちホペイブリード愛好家は、そもそも「究極」の追及を原点としていたのではなかったか。そして、その「究極」とはスタイル、形状と言語化される”最強存在感”ではなかったか。その原点に最先端の領域で立ち戻る。それがGX50-yyii68零式です。スペック・実績・映え感・マウント・・・様々な邪な感覚をリセットしてしまう・・・文字通りホペイ飼育っていいな、の原点に立ち戻らせてくれる存在たちです。


・血統構築の背景

2020年に誕生した初代GX50-yyii68(CBF1)、あのレジェンド個体の究極存在感に匹敵する存在感の発現を追及。2020年初代に匹敵する個体群の誕生をついに実現しました。2020年のゼロゼロ、yyii68の原点O(初代)・特別な・ホペイ飼育の原点である究極形状追及・・・・そして、圧倒的な能力:ゼロストレスから、「零式」と命名。


「究極フォルム」「末端スペック」「最強クラスの能力(2026年6月27日時点で、羽化不全は全系統トータルで1頭のみ、瓶内放置羽化個体もその1頭を除きすべて自力羽化完品)を実現。定性分析において無類の強さを発揮しています。


↑クリックでリンクが開きます

なんと、2026年ラインナップの中で”唯一の8顎ホペイの子」となります。


8顎ホペイという究極スペックを親にし、

・スペックの天井が極めて高い種親から無駄を削ぎ完成度を高める

・メス選別で狙いの形状を射抜く

という離れ業で誕生してきた子孫です。

※一般的には、高スペック個体で高スペック個体を狙いますね

GX50-yyii68の究極形状追及は、2022年2代目、2023年2代目再度(別腹)、2024年3代目と、実は今年度4代目に入るまでに複数腹3代の試行錯誤に及びます。その中で、yyii68は当家の狙いを無視しスペックを炸裂させ続けてきました。このトライ&エラーの歴史の中で、当家は狙いの形状を射抜く方法、そしておそらくそれにつながるであろうメス選別の在り方を消去法的に探し続けてきたということです。


そして、先代までで複数のメスを種親にすることにより、メスによる次世代の発現傾向の変化の掌握を進め、いよいよ王手を打った2025年の交配の時。”ハイスペックオスを種親とし、狙いの形状を射抜けそうな特定の形状のメスを選り、親にする”が血統掌握を進めた当方の手法でした。


究極形状を狙う。究極能力を狙う。きれいな体表や上品な形状、ホペイに求められるバランスを狙っていく。まさに形状追及。しかし、スペックも劣らない個体群を誕生させたい。この最後の1手を叶える鍵こそ、「8顎ホペイ」という超越スペック個体の存在だったのでした。


究極スペック個体の特権はスペック追及偏重ブリードだけにあらず。上が高いという特権は、能力向上やスペックを維持したままの形状のブラッシュアップなどに活きます。特出個体の変化球的活用が、特殊領域に踏み込むことを実現させたというわけです。


2腹同レベル同発現傾向のyyii68①とyyii68③があった年が2024年でしたが、このような針の穴を射抜くブリードをするために、当家は24GX50-yyii68③の同腹兄弟姉妹交配に絞り込みました。これは、「系統交配:別系統(別腹)の交配」における系統分離交配による、ややアウト寄りの炸裂や発現の多様化を避けるためです。これまでに申してきた通り、近年の当店の血統はオスを同じくし、狙いも同じくした場合、腹別の違いはあまりありません。24GX50-yyii68①もきわめて強力な系統であったことは間違いありませんが、ここを断腸の思いで切り捨て、③に絞ったというわけです。「削いだ」と表現するなりには、厳しい選別も潜り抜けてきています。その分、今年度のyyii68零式の血統としての完成度はこれまでのyyii68血統と比較しても格が違います。




【数値実績】毎年原則完品をカウント

※高スペック個体は多数おりますが、今年度はスペックを数えておりません

※形状追及の年であるため

※8クラスはいると思われます

※全系統昨今最強クラスのスペックは望めますのでご安心ください

→いずれ「26本店ストック個体シリーズ」でご確認いただけます



GX50-yyii68零式⑤

2026年6月10日羽化

体長:76.1mm

頭幅:29.1mm

顎幅:8.0㎜→7.9台で硬化か

顎厚:5.6~5.7㎜

↑クリックでリンクが開きます

8顎を曲げたい。

8顎に切れ味を・・・。

私が2023年くらいに見ていた景色です。


7顎の時もそうでしたね。

その時の最高水準の顎基部幅数値を有する個体は、その時には特定のフォルムに絞られやすいもの。簡単に言えば。ストレートで包丁チックな顎形状になります。おそらく、膨張しやすかったり、基部が太くなりやすいのでしょう。


少し歴史を紹介するならば、2015年~2017年頃までは、「やっぱり、顎幅狙って7顎目指すと、形状はストレートに限定されちゃうもんなんですかね」なんていう声は多かったものでした。


おそらく、形状追及の世界に、スペック追及の競技要素がこれまで以上に深く入ってきて、

『形or数値』という2択が一時的に発生したのでしょう。


私はぶれずに「形」を取りましたが、それは土台にあるとして、高い数値を実現できた時には高揚感や達成感を感じるもので、そこには中毒性があります。数値は数値で大切にしようとは思ったものでした。


高い数値を目指すと見えてくるものがありました。

それは、数値も形状の一つということ。


数値だけを狙うと、特定の形状に絞られることが増えますが、形状からアプローチすると、見た目のわりに数値が高いという数値取りがしやすい形というものが見えてきたりもしたものでした。世論がスペックスペック一辺倒な頃に、形状絶対主義を謳っていたなりには、形状からアプローチする数値取りという、いわば抜け道を見出していたというのはあります。


上記のように、「数値ほど太くは見えない」という個体への私の注目・関心は強まっていきました。それは以下の2点によるものでした。2点が関連しています。

・数値ほど太く見えないため数値のわりに羽化が円滑なことが多いと感じられた

・上につき、数値のわりにすっきりして見える個体には形状追及の自由度の幅が高いことが期待できる


どうしても強烈に太く見える個体も生まれてきますが、この5年間ほどにおいては、当方の8顎個体たちは数値のわりには化けじみては見えない個体が多めなのかなと思っています。その理由を定性定量分析するなら以下のようになりましょうか。


・部位スペックに対し、他のスペックも高い(フレームの強さ)

・個体たちが分厚い(フレームの強さ)

・数値を取りやすい形状になっている(顎の側方へのふくらみ:数値稼ぎ、など)

・均整がとれている(顎ずれや特定の部位の過剰な大小の少なさ)



7顎狙うならストレート

そんな風に言われた頃もありましたが、今や7顎はいろいろな形を発現できる数値になりましたね。湾曲の7顎もいます。同じように、8顎もそうなっていくはずです。上記4点のような、能力が高く変態の難易度も緩和されるタイプであればあるいは・・・・


そして、それを今年実現してくれたのが本個体。

綺麗な台形です。でも、顎基部幅は8を示すことができます。

フレームが強く、頭幅も29㎜を超えますから、大あごの違和感に近しいような太さはありません。ただし、写真の基部付近を拡大すると、やはり基部は広大です。


やっぱり、ホペイファンとしては何週回っても形状が良いことこそ絶対優先。

でも、そこにスペックが伴ってくるのはそれはそれでよいことです。

この両立の塩梅は難しいのですが、いよいよ両取りが叶ってきましたよ!



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