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現在ヤフオク出品されているyyii68血統のメス6点について

  • 執筆者の写真: YY
    YY
  • 9月9日
  • 読了時間: 6分

※2025年9月8日~2025年9月9日更新


現在ヤフオクに当店の血統の一つ、GX50-yyii68のメスの出品がありますが、説明内容に当店の取り組みや実績と異なる記載がありますのでご紹介しておきます。その上でご納得されてご購入される方を止はしませんが、今回については当店のこれまでの取り組みと比較すると”事実と異なる”と言えるレベルですのでご紹介しておきます。


実は、本件の前にも幼虫販売にて若干気になるところがあったのですが、これは「それでも、捉え方や表現の感性の違いによって解釈も若干ことなる余地もあるもの」と感じられたため、以下のような発信に留めておりました。






◆直近の幼虫販売に関する発信◆

幼虫販売時に記載された文言と親数値① ①と➁は同商品内の説明記載の切り抜き
幼虫販売時に記載された文言と親数値① ①と➁は同商品内の説明記載の切り抜き
幼虫販売時に記載された文言と親数値➁ ①と➁は同商品内の説明記載の切り抜き
幼虫販売時に記載された文言と親数値➁ ①と➁は同商品内の説明記載の切り抜き

           

それに関する当店の発信・枠内は上記2点の写真(文章切り抜き)
それに関する当店の発信・枠内は上記2点の写真(文章切り抜き)


           

◆当店の幼虫販売の記録◆

当店は2025年、幼虫販売を行いましたが、その際の親のスペックは基本的に顎幅は8㎜台、その他頭幅が29㎜超級であったり、顎厚が6mm超級であったりと、相当なスペックのものばかりが親になったものを、限定数セット販売しております。1点同血統系統交配ものの系統の幼虫で単価2万円ものがありますが、複数購入されると割引が効きますので、実質単価は\12,500くらいでした。




◆2025年販売幼虫のオス親となった個体達◆

↑クリックでリンクが開きます(計測動画有り)


↑クリックでリンクが開きます(計測動画有り)


さて、現在出品されているメスについては明らかに表現が誇大であり、当店の取り組みとことなる記載がありますのでこれはここに紹介しておきます。商品の存在価値や血統を否定するつもりはありませんが、「当店の活動とは異なる」ことについては断定的な表現をして問題ないものと当店は考えております。


それについてのSNS上での発信は以下の通りです。

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※1年経っても8を維持する個体です


今年度2025年はGX50-yyii68はショップには今年度のレパートリーとして並びませんでしたので、当店がショップでyyii68を販売したのは2024年のことです。販売履歴はショップページに残っており、商品ページは非表示になっていますがショップウェブサイト管理者ページには全て残っておりますので、商品説明記載やスペックの確認はできます。


当店が2024年にショップで販売したyyii68のメス単のスペックと価格

は以下の通りです。

①頭15.4、¥32,000

②頭16.2、¥45,000

③頭16.3、¥45,000

④頭16.4、¥49,800


現在ヤフオクに並んでいるラインナップのスペックは以下のとおりであり、また累代表記はCBF1となっております。


メスの価値はスペックだけで決まるものではなく、私は低スペックなメスも好んで使います。今年度の系統で言えば、KTX8.6-LXなんかは綺麗でさっぱりしたメスから生まれてきていますから、低スペックで小ぎれいなメスでも選別眼と血統についての知識や交配のノウハウがあれば強力な戦力になります。


従って、低スペックであることを”従って価値が低い”と申しているわけではありませんが、メスの見どころとしては「同腹のアベレージ」「同腹オスの実績」「同血統同系統交配か、系統交配か(同血統異系統、系統分離交配)、血統交配か(アウトライン)」によって変わってきます。


2024年は8顎を3頭ほど誕生させた当店のyyii68の①と③、①からも③からも8顎スーパースペックが出てきております。


↑クリックでリンクが開きます(計測動画有り)


↑クリックでリンクが開きます(計測動画有り)


↑クリックでリンクが開きます(計測動画有り)


このような血統のインラインと比較したときに、以下のような低スペックメスがかなりの頭数誕生してくるCBF1表記のyyii68が当店のyyii68と同レベルであると解釈することが私にとっては難しく(根拠が不明瞭であり、どのような経緯でCBF1になったのかという血統の歩みや実績も見えづらく、数値面でも根拠不足である)、かつ当店の販売したメスたちは上記実績と、メス単体の数値ともにより高いものであり、かつ5万アンダーであることから、商品説明の表現は誇大であるというのが当方の見解です。


以下、オークション出品中のメス×6頭分の説明一部を抜粋。

※当店の出品ではございません

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再三になりますが、メスの見方というのも千差万別で個人差があるものです。綺麗で低スペックなメスの価値についても、高いものは高いということは改めて申し上げておきます。


加えて、生育過程によってメスのスペックやサイズは変わるものです。血統の能力と、メスの実績を両方合わせて見て価値判断をする必要があります。しっかりと餌を与えて、大きくなるように飼育されたメスと、低コストでずぼらな飼育をされたメスではスペックのアベレージは変わってくるのは当然です。


しかしながら、それとは別に血統の能力というものがあるわけですから、極端な話非常に強力な血統のメスをずぼら飼育で小さく羽化させてしまった場合、そのメスの能力に対する期待値は高くあってよいものであるというのが当方の見解でもあります。


そういったことを、同腹兄弟やブリーダーの実績が適切に示しているようであれば、十分信用に値するものであるというのが当方の見解です。


高いスペックのメスが必ず優位であるということを申しているわけではありません。





当店としては、こういったことについて情報が適切に発信されており、ブリーダーの取り組みが正直であることが大切であると考えておりますので、当店は今後もそのような取り組みを行ってまいります。また、本件については、従って当店としては、


①メスについて

背景や実績がよく分からず、6♀並んでも当店の販売可能メスよりもトータルスペックが低いため、当店の販売した2024年のF3メスと比較することは難しいと考える


➁価格について

上記に加え、現行のGX50-yyii68については5万以上での販売をショップでは行っていないため、正しい表現であるとは解釈できない



上記のように考えています。

改めて、本件については購入者が購入者の判断で購入を決断すればよいものというのが当方の見解です(当方の見解と言うまでもない常識的なものです)。また、当方としては以前にも何度か説明しているように、譲渡した個体については良いように楽しんでいただければよいもの(販売も含め)というのが原則的な当店の見解です。


ただし、当店の取り組みと異なることを断定的におっしゃられることについては、「それは違います」と申し上げさせて頂くというのはそれはそれです。






当店はそのようなyyii68血統のメスを5万では


売っていません。

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